四季のある日本は、折々の季節ごとに美しい風景を堪能することができる、世界の中でも稀有な国です。
ただし実際の生活では、真夏の暑さから冬の厳しい寒さまで、私達が快適に暮らすためには、その季節に合った洋服選びが必須。
近年、機能性の高い服が増えたことで、以前より快適に過ごせるようになったように感じます。
秋冬シーズンの機能性の高い服の代表的なものと言えば、ダウンですね。
高品質なダウンから、機能性の高いダウン、コスパの良いダウンまで、様々な種類のものが出回っています。
ダウン一つ選ぼうと思っても、非常に迷いませんか?
という訳で、ダウンの代表的なブランド、ユニクロ、無印良品、ザ・ノース・フェイスを比べてみました。
比較すると言っても、ちょっと羽織ったくらいでは評価するのは難しいですね。
実際に秋から冬までシーズン通して試してみました。
★UNIQLOヒートテックvs無印 綿であったかインナー対決
この記事の目次
ノースフェイス
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
Explore Nuptse Coat
(エクスプローラー ヌプシコート)
【NDW91862】
■価格:46,000円(税込50,600円)
■Mサイズ
■色:ピート(濃グリーン)
商品仕様
素材 | |
---|---|
表地 | ナイロン100% |
中わた | ダウン72%
レーヨン20% フェザー8% |
裏地 | ナイロン100% |
フードファー部分 | 【パイル】
アクリル系80% アクリル20% 【基布】 ポリエステル100% |
❐重量:810g(Mサイズ)
❐カラー:ブラック・ピート
❐ポケット
- 外側:両サイドに2つ
- 内側:ジッパー胸ポケット1つ
サイズ
サイズ | 身長(cm) | 胸囲(cm) |
【M】 | 155-165 | 80-88 |
【L】 | 160-170 | 84-92 |
【XL】 | 165-175 | 88-96 |
特徴
ノースフェイスのダウンの一番の特徴は、使われている素材のクオリティの高さです。
高品質なダウンに「光電子」を練り込んだファイバーミックスを採用しています。
光電子とは、体温域(34~37℃)で効率よく遠赤外線を輻射する保温繊維のこと。
着る人の体温を利用して、カラダを保温する素材のため温かさがずっと持続します。
濡れても暖かさが損なわれにくいことが特徴です。
クリーンダウン(CLEANDOWN)とは、ダウンに付着するアカやホコリを日本国内で徹底的に洗浄することで暖かさや軽さ、柔らかな着心地といったダウンが本来もつ機能を引き出したダウン素材のこと。
表地には軽量で強度に優れたナイロンを使用。
表面の撥水加工で、多少の雨や雪なら対応可能。
静電気防止部材採用により、静電気の発生が抑えられている。
フードとフェイクファーは、共に取り外しが可能です。
フェイクファーは、環境に優しく濡れにも強い素材。
ダブルジッパーに、フロントスナップボタンが付いています。
寒さをがっちりガード。
全体のシルエットをご覧ください。
ウエストに沿うようなカッティングなので、着た時のシルエットがきれいに見えます。
膝が隠れるくらいまで丈があり、防風効果も高く保温性に優れています。
非常に軽量で着心地抜群。
クオリティは、ノースフェイスのダウンが圧勝です。
まずは見た目の重厚感と全く似合わないほど、着た瞬間のふわっとした軽さに驚きました。
肩周りなどの各パーツにも違和感なく、正にノンストレス!
身体のラインに馴染んで、動いている時ほど軽さが際立ちます。
ユニクロや無印のような軽量インナーダウンではないのですが、モコモコ過ぎないすっきりしたシルエット。
膨張して見えないところもポイントです。
ユニクロ・無印・ノースフェイスを比べてみた
実際に着用したユニクロと無印のダウンは、それぞれ超軽量のインナーダウンと呼ばれるもの。
ノースフェイスの「エクスプローラー ヌプシコート」インナーダウンではありません。
ユニクロと無印のハイクラスのダウンは以下の通りです。
ウルトラウォームダウンショートコート
定価15,900円(税込17,490円)
ユニクロで最も暖かいアウターです。
ダウンとエアテック中綿を使い、裏地はアルミプリントにして保温性をアップ。
ユニクロのダウンは、640フィルパワー以上を使用しています。
価格の安さの割に、機能性に富んでいることが人気の秘密です。
★ウルトラライトダウンコンパクトコートを解説しています。
★水を弾くロングダウンコート
定価15,900円(税込み)
無印といえば、シンプルさやナチュラルと言ったブランドイメージに惹かれる方々が多いと思います。
無印良品のダウンには、「健全な飼育」と認定されたオーストラリア産”フィルパワー750の軽量ダウン”が使われています。
「健全な飼育」とは、強制給餌をしない、生きたまま羽毛を取らないというダウン調達の基準のこと。
無印良品では、デザインや機能だけでなく、飼育環境や採取方法といった自然に対する向き合い方も考えながら、原材料を選択しており、ダウン一つにも拘りを持った商品作りをしていることが伺えます。
★無印良品の軽量ポケッタブルダウンジャケットを解説しています。
【左側】ユニクロ
【右側】無印良品
ユニクロも無印も、ダウンの厚みや暖かさという点では、特に大きな違いはありません。
ノースフェースは、高品質なダウンのみならず着心地やデザイン性に至るまで、クオリティの高さが、他を圧倒していました。
総合力No.1はノースフェイスです。
ユニクロ、無印のハイクラスのダウンと比べても、評価は変わりません。
値段通りの結果ということで解かりやすいですね。
実際に着用してみた感想
さて、どんなにクオリティが高いダウンと言っても、使い勝手が悪かったり、年に数回しか着なかったというのでは本末転倒です。
実際にどれくらい着る機会があったのか、どんな場面にどのダウンが活躍したのか、気になるところではないでしょうか?
無印良品の「軽量ポケッタブルダウンジャケット」は、同じ【Mサイズ】のユニクロの「ウルトラライトダウンコンパクトコート」と比べて全体的にゆったりめです。
ウエストがスッキリしていなかったりモコモコ感が気になり、結局インナーとして着る機会はありませんでした。
ただし、全体的なゆったり感と比較して袖周りに余裕が余りなく、実際にはダウンの中にたくさん着込むというのも難しいです。
そのため、冬になってからは殆ど出番がありませんでした。
比較的温暖な首都圏の秋から初冬までは、ユニクロの「ウルトラダウンコンパクトコート」でも、無印良品の「軽量ポケッタブルダウンジャケット」でも、どちらでもアウターとして丁度良いです。
暖かさに大きな差はないので、コーデによってどちらかを選ぶという感じですね。
ユニクロのコンパクトコートは、ジャケットより丈が長いためお尻も隠れるし、余りインナーに着るものに左右されず、結果として着る機会が多くなりました。
アウターにもインナーにも着られるとは言え、ユニクロのウルトラダウンは無印より細め。
ややスリムなコートの下でも、モコモコせずスッキリ着られます。
当然ですが、ダウンの中にたくさん着込むことは難しいです。
ユニクロのウルトラダウンのコンパクトコートとベストは、畳むとかなりコンパクトになるため、旅行や出張の際には非常に便利でした。
インナーダウンとして着るには、無印よりユニクロの「ウルトラライトダウンの方がおすすめです。
本格的な冬を迎えてからは、ノースフェイスの「エクスプローラー ヌプシコート」一択でした。
ダウン一枚で暖かいため、インナーは薄めでOK。
しかも、動いている時の方がより軽く感じました。
実際に着用した回数としては、アウターにもインナーにも着られるユニクロのウルトラダウンが一番多かったです。
アウトドアや登山用ではない、タウンウエアとしてなら、それほどクオリティの高いダウンである必要はありません。
どちらかと言うと、朝と晩、屋内と屋外との寒暖差が大きいことが、街中では問題だと感じます。
脱ぎ着しやすいとか、コンパクトに収納できるなど、状況に合わせてフレキシブルに対応できる機能性の方が重要だと思います。
私の住む関東では、秋から初冬にかけて暖かな日が続いていました。
今シーズンは軽量ダウンで楽勝かなぁ・・・
そう思っていたら、本格な寒さが到来し、楽勝どころではありませんでした。
やはり冬の寒さを乗り切るには、軽量ダウンだけではムリヾノ・∀・`)
私の場合ノースフェイスの高機能ダウンを常備しておいて正解でした。
ダウンは、2種類持つべし!
冬対応のアウター用の「本格ダウン」と、インナーにもアウターにも着られる「軽量ダウン」の2種類を用意しておきたいですね。
更に、軽量ダウンベストを加えれば、万全だと思います。
私はこの冬、換気する回数が増えた家の中で、毎日ダウンベストを着ています。
※私の個人的な感想ですので、何卒ご了承くださいませ。
ユニクロ最新情報
『ユニクロ誕生感謝祭』について
ユニクロでは、創業祭と銘打ったセールを年に2回実施しています。
ユニクロ誕生感謝際セールの特徴は、これからのシーズンに必要なアイテムがお買い得になること。
そして、セール品以外に目玉企画(ノベルティプレゼント等)があることです。
39周年記念✨
ユニクロ誕生感謝祭
❐2023年5月26日(金)~6月1日(木)まで
※終了しました。
次回開催は、11月の予定です。
最新のユニクロ折込チラシをご覧になりたい方は、こちらからどうぞ!
(○・ω・)r゙
★『ユニクロ誕生感謝祭セール』年間開催予想
無印良品最新情報
今年のGWは、全品10%OFFの無印良品週間ではなく、『季節のお買い得市』が開催されました。
割引き対象商品は限定されたものの、ファイルボックスなどは20%OFF、季節の衣料品などは1,000円OFFと、良品週間より割引率が高いことが大きなメリットでした。
6月には、【季節のお買い得市or無印良品週間】が開催されると予想しています。
一級FP技能士の資格を持つ私が、無印良品のオトクなお買い物術や最新情報を随時更新中です。
ぜひ参考にしてくださいね。
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ネット通販でお得に買う方法
■各通販ショップ比較一覧
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基本送料 | 500円 | 500円 | 410円 |
送料無料になる基準 | 5,000円以上
※家具など対象商品は、別途送料が掛かる【1点につき最大4500円】 |
3,980円以上 | ①2,000円以上
②プライム会員は1点でも送料無料 (一部対象外商品あり) |
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商品検索では高額な転売品かどうか見分けするが難しいので、くれぐれもお気をつけください。
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