軽くて温かいダウンは、秋冬シーズンの必須アイテムです。
無印良品では、オーストラリア産“フィルパワー750の軽量ダウン”を使用しています。
「フィルパワー750」の特徴は、膨らみが大きく保温性に優れていること。
一般的には600~700フィルパワーのものが「良質ダウン」と言われており、700以上のものは「高品質ダウン」という位置づけです。
私は、新作の無印良品のダウンベストを実際に購入し着心地などを確かめ、毎年レビューしています。
ぜひ、ご参考になさってください。
この記事の目次
軽量 ポケッタブルダウンノーカラーベスト
22-23年のモデルでは、サステナビリティの観点から、全て再生ナイロン素材に変更されました。
22‐23年 軽量 ポケッタブルダウンノーカラーベストの特徴
【特徴1】
コールドスポットとなるステッチを肩周りにはあえて入れず、寒さと水の侵入を少しでも防ぐデザイン。肩周りをふくらんだダウンできちんとカバーすることで、暖かさもアップ。
【特長 2】
少量でもしっかりふくらんで暖かさを保つ750フィルパワーのダウンを採用。従来より薄手にできることもあり、アームホールのデザインを見直した。肩や腕が動かしやすくなっている。
【特長 3】
従来のマットな質感を保ちつつ、より環境に配慮した再生ナイロンに、表地も裏地もリニューアル。インナーとしても気軽なアウターとしても着られる「生活の道具」感が強まった。
【特長 4】
着ぶくれ感が出ないよう、少しシェイプしたシルエットにアップデート。ポケットは縫い目を利用したシームポケットを採用。製造工程のムダを省き、見た目もすっきり。
2,990円
工場で出る糸くずを再利用したナイロン生地を使用。
■カラー展開5色
- ミディアムグレー
- 黒
- ベージュ
- ダークベージュ
- ペールブラウン
商品仕様
原産国・地域 | ミャンマー |
仕様・混率 | 表地:ナイロン100%, 裏地:ナイロン100%, 中わた:ダウン90%,フェザー10%, パイピング:ナイロン93%,ポリウレタン7% |
お取扱い上のご注意 | ●表地・裏地は再生ナイロン100%を使用
●表地・裏地は再生ナイロン100%を使用 ●濃色製品は使用中の摩擦や濡れた状態での接触により色移りする事があります。洗濯の際は他のものと分けて洗ってください。 ●保管中などについたシワは、着用により徐々に目立たなくなります。 ●中性洗剤をご使用ください。 |
商品サイズ(仕上がり寸法)
サイズ
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着丈
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肩巾
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胸囲
|
胴囲
|
裾回り
|
---|---|---|---|---|---|
XS | 53.0cm | 35.5cm | 88.0cm | 85.0cm | 98.00 |
S | 54.0cm | 36.5cm | 91.0cm | 88.0cm | 101.00 |
M | 56.0cm | 37.5cm | 96.0cm | 93.0cm | 106.00 |
L | 58.0cm | 38.5cm | 101.0cm | 98.0cm | 111.00 |
XL | 60.0cm | 39.5cm | 106.0cm | 103.0cm | 116.00 |
XXL | 62.0cm | 41.0cm | 112.0cm | 109.0cm | 122.00 |
【比較用】旧タイプの商品サイズ
サイズ
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着丈
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肩巾
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胸囲
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胴囲
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裾回り
|
---|---|---|---|---|---|
S | 54.0cm | 36.5cm | 94.0cm | 91.0cm | 100.00 |
M | 56.0cm | 37.5cm | 97.0cm | 94.0cm | 103.00 |
L | 58.0cm | 38.5cm | 101.0cm | 98.0cm | 107.00 |
XL | 60.0cm | 40.0cm | 107.0cm | 104.0cm | 113.00 |
新旧の「Mサイズ」を比較
◎着丈・肩巾:同サイズ
◎胸囲:-1cm
◎胴囲:-1cm
◎裾回り:ー3cm
新タイプの方が、スリムになり身体にフィットしていることが分かります。
再生ナイロン軽量ノーカラーダウンベストを着てみた感想
内側のポケッタブル部分
袖ぐりは、バイアステープを継承
今シーズンは、Mサイズをチョイス。
色は、ダークネイビーです。
◎色や生地の質感について
生地のテカリ感は抑えられ、ややマットな質感かなと言う感じ。
◎サイズ感について
昨年のダウンベストは、とても大きく感じ、Sサイズを選んだくらいですから、新タイプがスリム化していることを実感しました。
ただし、ウエスト周りにフィットしているという感じはありませんね。
Mサイズにしては、大き過ぎるとまではいかないものの、充分に余裕があるという印象です。
インナーとして着る場合、ダウンのふくらみが大きい分、モコモコしてしまうので、着ぶくれ感が気になりそうです。
スリムなコートなどに合わせるのは、ちょっと難しいのではないでしょうか。
アウターとして着るのであれば、ジャストサイズを選んで大丈夫そうですよ。
◎着てみた感想
実際に無印良品のダウンベストを着てみて、最も印象的だったのは、”温かさ”です。
着た瞬間から、じんわりと温かみを感じました。
予想していたより暖かく、保温性が高いなと。
きっと、高機能ダウン“フィルパワー750”の威力でしょう。
私の実経験を基に考えてみたのですが、もしかしたら、旧タイプよりもサイズがスリム化したことも一つの要因かもしれません。
以前よりもフィット感があり、身体とダウンの間の隙間が少なくなっています。
必然的に、温められた空気が外に逃げ難く、隙間から入る冷気も少なくなっているはずですからね。
保温効果が高く、高機能ダウンであることは間違いありません。
無印良品公式サイトの口コミ
4.5点※11月21日時点(口コミ21件)
無印良品 軽量ダウンベストvsユニクロ ウルトラダウンベスト
(左)ユニクロ (右)無印良品
比較されることの多い、ユニクロのウルトラダウンベストよりも、ダウン多めでふっくらとふくらみが大きい事が一目で分かりますね。
実際に着てみると、無印良品の方が保温性が高いと感じました。
ただし、ユニクロの方がやや細身で、特にウエスト周辺がキュッと絞られています。
ユニクロの方がフィット感が高く、着た時のシルエットがきれいに見える点がアドバンテージでしょう。
保温性の高さで選ぶなら「無印良品」。
デザイン性を優先するなら「ユニクロ」でしょう。
(*´・ω-)bネッ!
皆さんのダウン選びの参考になれば幸いです。
ポケッタブルのたたみ方を写真で解説!
たたみ方の図は、値札と一緒に付いています。
ダウンベストを裏返しにします。
左側のポケットの部分(裏側)に、「収納ポケット」が付いています。
ダウンベストを2つ折りにします。
この「収納ポケット」の付いている方を、下(内側)にして巻いて行きます。
こちら側が、外側にくるように!
上身頃の方から、裾方向に向かってクルクルっと!
巻終わったところにある「収納ポケット」の長い方に、ギュッと入れ込みます。
「ポケット収納」の短い方を、くるりと折り返してかぶせます。
ちゃんと、コンパクトになりました。
完成!
(*´꒳`*ノノ゙パチパチ.
★無印良品週間の年間開催予想と最新情報
以下、歴代の無印良品「ポケッタブルダウンベスト」をレビューしています。
【2021‐22年版】軽量ポケッタブルダウンベスト
無印良品
ベージュ Sサイズ
黒やダークネイビーだと、生地の”テカリ”が目立つように感じたので、今回は、ベージュをチョイスしてみました。
サイズ【M】⇒【S】へ
前回「Mサイズ」を選んだ際に、やや大きく”もたつき感”があったので、サイズダウンしました。
商品仕様
原産国・地域 | ミャンマー |
仕様・混率 | 表地:ナイロン100%, 裏地:ナイロン100%, 中わた:ダウン90%,フェザー10%, パイピング:ナイロン93%,ポリウレタン7% |
商品サイズ(仕上がり寸法)
サイズ
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着丈
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肩巾
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胸囲
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胴囲
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裾回り
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---|---|---|---|---|---|
S | 54.0cm | 36.5cm | 94.0cm | 91.0cm | 100.00 |
M | 56.0cm | 37.5cm | 97.0cm | 94.0cm | 103.00 |
L | 58.0cm | 38.5cm | 101.0cm | 98.0cm | 107.00 |
XL | 60.0cm | 40.0cm | 107.0cm | 104.0cm | 113.00 |
価格:2,990円(税込み)
サイズ:S~XL
カラーは、9色展開。
軽量ポケッタブルダウンベスト(ベージュ)
無印良品では、高品質なフィルパワー750のダウンを使用しているので、軽くて非常に温かいです。
ベージュを選んだせいか、生地表面のテカリ感は、それほど気になりませんでした。
ダウン自体膨らみが大きいこともあるのでしょう、全体的にふっくらとしています。
シルエットは、歴代のダウンと変わらないですね。
ウエストの絞りが余りなく、腰回りが大きめに感じました。
ダウンの膨らみが大きい分、脇のパイピング部分が目立ってしまっています。
以前も気になっていたのですが、、、最新モデルも改善は見られず、マイナスポイント。
また袖ぐりが小さめなので、厚手のセーターの上に着るのはキツく感じるかもしれません。
ジャストサイズの【Sサイズ】を選んだら、シャツやセーターの上に羽織るのに丁度よかったです。
ゆったりとしたアウターの下に、インナーダウンとして着るのもおすすめです。
全体的なサイズ感に比べて、部分的に小さいなど、アンバランスな感じがしました。
今年も、サイズ選びが難しいところですね。
無印の軽量ダウンベストは、すっきりと着こなしたい方、フォーマル路線の方には、余り向いていないと思います。
高品質ダウンの温かさを求める方、カジュアルに着こなしたい方には最適ではないでしょうか。
税込2,990円という価格なら、充分お買い得だと思います。
無印良品公式サイトの口コミでは高評価です。
4.3点※11月14日時点
ダウンベストをベージュにしたせいか、はかまパンツ(黒)との相性が良いです。
【Amazon】
軽量ポケッタブルダウン
アマゾンの無印良品サイトでもダウンを購入することができます。
※アマゾンなら、2,000円(税込み)以上の購入で送料無料。
プレミアム会員なら、1点でも送料無料です。
19ー20年ポケッタブルノーカラーダウンベスト
軽量オーストラリアダウン ポケッタブルノーカラーベスト
黒・Mサイズ
定価2,990円(税込み)
■素材
【表地】ナイロン100%
【中わた】ダウン90% フェザー10%
【パイピング】ナイロン95% ポリウレタン5%
【裏地】ナイロン100%
■カラー展開:5種類
ライトベージュ・キャメル・ダークネイビー・ダークグレー・黒
■サイズ展開:S・M・L・XL
それでは早速、新作ダウンを大解剖!?
アウターにもインナーとしても着られるノーカラータイプダウンです。
ボタンは、7つ。
スナップ式です。
両サイドにポケットが付いています。
ダウンベストは、“ポケッタブル構造”なのですが、ダウンベスト本体を見ただけでは、たたみ方が分からなくないですか?
私は最初に見た時、分かりませんでした( •᷄ ~•᷅ )੨੨
新作ダウンの着心地・感想は?
軽量ダウン素材のため、見た目通り薄くて軽くて温かいです。
薄いわりに背中の部分は、ややふっくらとダウンが膨らんでいる点が特徴的です。
せっかくなので、ユニクロのダウンと比較してみました。
【左側】ユニクロの『ウルトラライトダウンコンパクトベスト』
VS
【右側】無印良品『軽量オーストラリアダウン ポケッタブルノーカラーベスト』
左側のユニクロウルトラダウンベストと比べて、無印良品ポケッタブルダウンベストの方が、肩の付近のダウンの膨らみが大きいことが分かります。
保温性を重視するなら、無印良品の『ポケッタブルダウンベスト』に軍配が上がりそうです。
無印良品の『ポケッタブルノーカラーダウンベスト』に戻りましょう。
実際に着てみた印象ですが、全体的にやや大きめという感じがしました。
ただし、ワキの部分のゆとりは、余りありません。
特にキツイという感じはしませんでした。
とにかく軽いので着心地は抜群です。
冬は厚着して肩コリになったりしますが、これなら大丈夫(笑)
アウターとしては、これでOKでしょう。
もしも、インナーダウンとして着る場合には、ワンサイズ下げた方が良いかなという感じでした。
ただし、その場合はワキの部分も小さくなるかも!?
個人的には、ワキの部分があと1.5cm~2cmくらいゆとりがあれば良いかなと思いました。
概ね満足ですが、この点がちょっとだけマイナスポイントです。
ところで、みんなの評価は?
Mサイズの口コミ評価4.1点
今年のダウンベストは、サイズ選びがなかなか難しい!
ユニクロも気になるという方は多いのでは?
ユニクロの最新『ウルトラダウンベスト』を写真20枚で徹底解説しています。
更に!ユニクロvs 無印良品
2つのダウンを【機能性・デザイン・価格】5点満点 評価し、徹底比較してみました。
★無印良品のポケッタブルダウンジャケットを解説しています。