2019年の年明け、最初に食べたパンは、『セントル ザ・ベーカリー』の食パンでした。
お正月の「おせち」にもすぐに飽きてしまい、飛び切り美味しいパンを求めて、絶対ハズレない『セントル』へと、猛ダッシュ!
今年も、美味しいパンでスタートすることが出来て大満足ですo(♡´▽`♡)o
さて、皆さんの新年最初に食べたパンは、どこのベーカリーですか?
近年、「食パン専門店」を標榜するベーカリーは、珍しいものではなくなりました。
耳まで柔らかい「生食パン」ただ一種類だけを、日本全国の店舗で、一日に数万本売り尽くす『乃が美』さん。
俺のイタリアン・フレンチなど、他業種を大成功させ、その勢いのままにベーカリー業界にもセンセーションを巻き起こす『俺のベーカリー&カフェ』。
それら「食パン専門店」ブームの火付け役となったのは、この『セントル ザ・ベーカリー』に他なりません。
買ったばかりのまだ暖かい角食パンを、その場でちぎって食べる時、酵母のかすかな香りや、小麦の風味やふんわりとした食感に、小さな幸せを感じたり
休日のブランチに、薄めにカットしたイギリスパンをカリッと焼き上げて、モーニングコーヒーと共に味わうひと時に感じる、至福の時間。
『セントルザベーカリー』の食パンは、その一瞬とも思える時間さえも、五感を刺激し充実した時間へと昇華してくれるようです。
その「食パン」の味は、やはり別格と言わざるを得ません。
とは言っても、「銀座店」は行列していることが多く、「セントルの食パンは食べたいけど、残念ながら並んでいる余裕はない。」と言うのが本音です。
2018年11月1日、表参道の国連大学の横にある「青山オーバルビル1F」に『セントル ザ・ベーカリー青山店』オープンしました。
この「青山店」なら大行列ができることがなく、並ばずにパンが買えるので本当に助かります。
テイクアウト専門店なので、カフェメニューが楽しめないのは、ちょっと残念ですけどね(^^♪
もちろん、青山店でも「食パン」は、店内で一つ一つ焼き上げられています。
食パンは、時間とともに味も香りも変わって行きます。
私たちが呼吸をするように、焼き上がった「食パン」も静かに熟成して行きます。
でもその命は、とても短く儚い。
だからこそ、職人さんが丁寧に焼き上げたパンを、大切に味わい尽くしたいと思います。
セントルザベーカリーの食パンの魅力とは
『セントル ザ・ベーカリー』は、超有名ベーカリー「VIRON(ヴィロン)」がプロデュースする「食パン専門店」です。
2013年、完成度の高い食パンだけで勝負する「高級食パン専門店」として、銀座一丁目にオープンしました。
その後に巻き起こった「食パン専門店」ブームは、誰もが知るところでしょう。
パンの売り上げの多くは、「食パン」が占めるという日本では、食パン専門店のニーズがもともと高かったと言うべきかもしれませんね。
『セントル ザ・べーカリー』のラインナップは、3種類の『食パン』だけです。
- 角食パン
- プルマン
- イギリスパン
『食パン」は、1本ずつ手提げ袋に入れてくれます。
そして、手提げ袋に入れられた食パンは、さらに1本ずつ紙袋に包まれています。
パンの種類が書かれたシールが貼ってあるので、中を開けなくても分かりやすい!
期待が高まりますねぇ・・・
ワクワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワクワク
なんて美しく凛々しい“食パン”でしょう
手提げ袋の中には、各食パンごとに、保存用のビニールと、リーフレットが添えられています。
リースレットには、それぞれの「食パン」の紹介と、美味しく食べるためのポイントが載っています。
ちなみに、「青山店」には、パンの整理券はありません。
イギリスパンは、一日に一度、午前11時頃に焼き上がります。
3種類の食パンを確実に手に入れたい方は、14時頃までに来店されると良いでしょう。
この日は、平日の14時半過ぎ頃に来店しましたが、食パンは3種類とも買うことが出来ました。
「銀座店」同様に予約はできません。
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角食パン
『角食パン』(JP)1本:二斤サイズ【800円】
北海道産の小麦「ゆめちから」を使っています。
湯種・液種製法で作られた「角食パン」は、しっとりとキメ細やかで、もっちりとした食感が特徴です。
まずは、そのまま食べてみてくださいね。
口の中に、麦そのものの旨味が広がります。
3種類の食パンの中でも、特に甘みの強いパンだと思います。
パンそのものの味が濃くて美味しいので、バターやジャムなど、何もつけずに幾らでも食べられちゃう(^^♪
時間が経った翌日、また冷凍保存し解凍した後は、トーストした方が美味しいです。
国産小麦「ゆめちから」とは?
最近、「ゆめちから」を使ったパンって、よく聞くようになったと思いませんか?
調べてみると「ゆめちから」は、日本の気候にマッチした麦なのだそうです。
強力小麦の多くは、春に種を蒔き、夏の頃に収穫する「春まき小麦」です。
ただ小麦は湿度に弱く、日本の蒸し暑い夏の気候は、栽培に適さないといわれており、
それがパン用小麦の自給率が低い原因ともいわれています。
しかし、「ゆめちから」は、秋に種を撒く 7月頃に収穫できるため、日本に適しています。
「ゆめちから」は、小麦からできるタンパク質の一種「グルテン」を多く含んでいて、「超強力小麦」と呼ばれているんですって。
パンを作る時に欠かせないのが強力粉ですが、「ゆめちから」は、ブレンドの比率や製法を変えることで、個性のあるパンを創ることが出来ます。
プルマン
『プルマン』(NA)1本:二斤サイズ【800円】
北米産(アメリカ・カナダ)の小麦を使っています。
『プルマン』とは、北米で角食パンのこと。
『角食パン』と同じく、湯種・液種製法なので、もっちりと食べ応えのある食感です。
ただし、国産小麦を使った、甘みやしっとり感の強い「角食パン」と比べると、口当たりがやや軽めの印象。
日本小麦の「角食パン」と、北米産小麦の『プルマン』とを食べ比べると、パッと見は同じような“角食パン”なのに、その味の違いに驚かされます。
食べ比べてみると、味の違いが一目瞭然。
セントルのパンが、麦本来の味を大切にしていることが良く分かります。
そのままでも、しっとりと美味しく戴けますが、ぜひトーストにしてみてください。
『プルマン』は、2cm以上の厚切りにして、水分を飛ばし過ぎないようにすること。
表面をカリッと焼いて、中はふんわりもっちり食感と行きたいですね。
トーストすると、麦の風味が増して美味しくなります。
生のままとは一味違った、味わいにびっくり!
おススメです。
イギリスパン
角食パン1本:二斤サイズ【700円】
生のままで、ちょこっとだけ味見をしたら、絶対に焼いてくださいね。
イギリスパンは、厚くカットするよりも薄めにして、カリッと焼くと良いですよ。
美味しく食べるコツは、カリッと焼き上げること。
とにかく、焼けば分かります。
ただトーストしただけなのに、こんなにも美味しいものかと。
トースト最高 (」゚O゚)」~~~!!
生のままの『イギリスパン』とは、これはもう別物では!?
そんな風に錯覚するほど、旨味がググっと、パンの中から湧き出してくるかのようです。
イギリスパンは、角食パンやプルマンとは違って、湯種を使っていません。
イギリスパンには、「VIRON」のレトロドールが使われています。
36時間かけてゆっくりと低温発酵させ、焼き上げるイギリスパンは、他の2種類のパンとは全く違った味わいと食感に出会えます。
キメの細やかなクラムは、口に入れると柔らかく溶けていくよう。
自然な甘さを引出すのは、この美しいほど繊細なクラムなのだと思います。
しっかりとした耳の味はまた格別なんですけどね。
美味しいパンは、耳こそが美味しいのだ!
パンは“生き物”と言われるくらい繊細なもの。
四季のある日本の気候は、決してパンに向いているとは言えません。
パンの発酵や焼き上がりには、少しの湿度や温度の違いが大きな影響を及ぼします。
一定水準を超えるパンを、毎日同じように焼き上げることは、本当に大変だろうと思います。
しかし、いつ行っても、どこにも破綻の見当たらない、完璧としか言いようのない美味しいパンにしか出会えません。
きっと、職人さん達の直向きな想いが、その“完璧な食パン”に現れているのだと思います。
日本発の『セントル ザ・ベーカリー』は、パリにも出店していること、ご存知ですか。
ベーカリーの名前は『CARRÉ PAIN DE MIE〈キャレ パンドミ〉』
これは、角食パンという意味なんだそうです。
本場パリの人々にも受け入れられる『セントル ザ・ベーカリー』の食パンは、“本物”である何よりの証拠なのでしょう。
『セントル ザ・ベーカリー』青山店
渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル1F
03-6451-1067
営業時間【10:00~19:00】
※売切れ次第閉店
無休
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