たくさんある無印良品の中でも、冷凍食品は特に注目度の高いアイテムの一つです。
『フライパンで作る一人分のミールキット』のような斬新な新商品が発売され、メディアやSNSで取り上げられ話題になる商品もあれば、いつの間にか廃盤になっているものも。
食に関してちょっとウルサイ私は、無印良品が初めて「冷凍食品」を発売した時から、殆どの種類を食べています。
同じ冷凍食品シリーズと言えど、美味しいものばかりではありません。
今回は、『うなぎ巻き』と『たまご巻き』をご紹介致します。
ちなみに、両方とも食べようと思ったら、『たまご巻き』から解凍はじめると良いですよ。
『たまご巻き』はずっしりと重く、レンチン時間も長め。
レンジアップ後は約10分ほどそのまま置き馴染ませる必要があるため、先に電子レンジで温めました。
『たまご巻き』を常温で馴染ませている間に、『うなぎ巻き』をレンチンして5分ほどおくと、どちらも丁度食べ頃になります。
たまご巻き(冷凍食品)
無印良品(冷凍食品)
490円(1本:8カット)
※冷凍食品をネットで購入する祭は別途送料が掛かります。
やわらかい甘さのだし巻きたまごを、有明海産の海苔で巻きました。手軽に食べられるようあらかじめカットしました。
■たまご巻きの食べ方
①袋を1~2cm開封し、袋ごと電子レンジで解凍
電子レンジ解凍の目安 | 500W:2分30秒、裏返して2分30秒
600W:2分20秒、裏返して2分20秒 |
②そのまま約10分おいて全体の温度が均一に馴染ませる
仕様
無印良品 たまご巻き |
|
原材料 | 玉子焼(鶏卵、砂糖、調味だし、しょうゆ、植物性油脂、みりん、食塩、醸造酢)(国内製造)、米(国産)、調味酢(砂糖、醸造酢、食塩、コンブエキス調味料、酵母エキス)、焼海苔(有明産)、水あめ、植物油、加工でん粉、カイワレエキス、(一部に小麦・大豆を含む) |
内容量 | 340g |
栄養成分 | エネルギー558kcal、たんぱく質16.0g、糖質11.9g、炭水化物96.6g、食塩相当量3.7g |
製造所 | 株式会社ヨコヤマ
佐賀県唐津市浜玉町南山3914-1 |
感想
中に入っているのは「だし巻き卵」のはずですが、イマイチ卵の味がしませんでした。
既製品にありがちな人工的な感じ。
でも、値段が安いので仕方ないでしょうね。
そもそも、だし巻き卵は和食の基本料理。
「だし巻き」を食べれば、そのお店の料理に対する姿勢が良く分かるというくらい、奥が深いもの。
一口で感動するような美味しい和食のお店の「出し巻き」の味と比べてはイケナイですね。
まぁ妥当なのかなという印象でした。
ボリュームもあり、レンチンだけで食べられるところがおすすめポイント。
う~ん、リピは無いな(笑)
うなぎ巻き(冷凍食品)
無印良品(冷凍食品)
590円
鹿児島県産うなぎのかば焼きを、甘めのたれで炊いたごはんで巻きました。手軽に食べられるようあらかじめカットしました。
■うなぎ巻きの食べ方
①袋を1~2cm開封し、袋ごと電子レンジで解凍
電子レンジ解凍の目安 | 500W:2分40秒
600W:2分30秒 |
②そのまま約5分おいて全体の温度が均一に馴染ませる
仕様
無印良品 うなぎ巻き |
|
原材料 | 米(国産)うなぎ蒲焼き【(うなぎ:鹿児島県産)醤油、砂糖、みりん、水あめ、米発酵調味液、うなぎエキス】、たれ(砂糖、果糖ぶどう糖液糖、しょうゆ、しょうゆ風調味料、米発酵調味料、糖加工品、食塩、たん白加水分解物、酵母エキス)、焼海苔、植物油、醸造酢/カイワレエキス、増粘剤(加工でん粉)、カラメル色素、(一部に小麦・大豆を含む) |
内容量 | 175g |
栄養成分 | エネルギー332kcal、たんぱく質8.9g、糖質5.6g、炭水化物61.4g、食塩相当量1.5g |
製造所 | 株式会社ヨコヤマ
佐賀県唐津市浜玉町南山3914-1 |
感想
国産うなぎなのですが、想像以上の極小サイズのうなぎだったので、味わう余裕もありません。
うなぎ巻きだけで食べた時は、口に入れても「あれ?今のうなぎだったかなぁ」という認識で、うなぎの存在感が余りありませんでした。
タレの染みたご飯のお陰か、かろうじて「うなぎ」を食べてる感じがする程度。
『たまご巻き』と交互に食べた方が、味のコントラストがあるせいか、『うなぎ巻き』の極小サイズの「うなぎ」でも存在感がありました。
『うなぎ巻き』単品で食べるよりおすすめですね。
恐らく最初に”予算ありき”で商品開発をされたのではないかなと思ってしまいました。
せっかく鹿児島県産のうなぎを使っているのに、5~600円の価格設定では、きることに限界があるのは自明のこと。
中途半端に値段を安く抑えようとした結果、1カットわずか数ミリ程度のうなぎの蒲焼しか入れられなかったのでは?
うなぎを食べたという満足感は得られず、何となくモヤモヤした感じだけが残ってしまいます。
どうせなら値段が高くなっても「うなぎ」を増量して、”鹿児島県産うなぎを使ったやや高級路線の商品”というコンセプトにした方が、ぷち贅沢感があって良いのではないかと思いました。
値段が違うとは言え、うなぎ棒寿司の方が遥かに美味しくて満足感があります。
美味しいうなぎの選び方
せっかくうなぎを食べるなら、美味しいものを選びたいですよね。
(о`・ω-)(-ω・`о)ネー.
うなぎの味は、値段に比例します。
「大きいのに安い!」なんて、コスパの良さで選ぶと痛い目に合うかもしれないのでご注意ください。
『うなぎ蒲焼き』の場合、旨みを引き出すために最も重要な”焼き”の工程が入るため、素材のクオリティと共に焼き方によって味に大きな違いが生まれます。
大まかな序列をつけると、以下のようになります。
もし、比較的お手頃で美味しい国産うなぎを食べたいなら、産直サイトで生産者さんから直接お取り寄せするというのもおすすめです。
一般的な流通とは違って中間マージンをカット出来るからです。
■産直ECサイトのうなぎお取り寄せ
ポケットマルシェ
|
食べチョク
|
うなぎは毎日食べるものではないため、選び方にも慣れていない方も多いのではないでしょうか。
例えば、ECサイトのお取り寄せ人気No.1だからと言って、一番美味しいうなぎという訳ではありません。
一手間も二手間も掛けた洗練された上質感のある味を求めるなら、素材と焼き方にも拘る「うなぎ専門店」をおすすめします。
★無印良品週間と最新トピックス情報