おせちオタクkaoruの「おせち実食レポート」をお届け致します。
皆さま、今年のお正月はどんなおせちを食べましたか?
わが家のお正月の恒例行事は、「おせち」の食べ比べです。
年々おせちの数は増え続け、遂に約20種類・予算50万円を突破してしまいました🤣
今回は、2022年12月にグロース市場へ上場し、更に注目度がアップしているサンクゼール(久世福商店)のオリジナルおせちにフォーカス。
『久世福謹製おせち一段重』を本音でレビュー致します。
久世福謹製おせちを実食!
ピンク色の不織布のやや簡易的な風呂敷包みに「祝箸三膳」付き。
冷凍の盛付け済みのおせちですので、解凍してそのままお正月の祝の食卓へ!
※解凍方法は「お品書き」の裏面をご参照ください。
「久世福謹製おせち 一段重」
29品目のお料理が詰められた、オードブルのように少量ずつ味わいたい方や少人数向けのおせちです。
「焼海老」は、蒸気調理法でうま味を身の中に閉じ込め、引き締まった身の食感を楽しめます。
お正月に欠かせないのが、「つ」の字に腰を曲げた長いひげを持つ赤い海老。
その姿形が老人に見えるため「長寿」を意味し、「腰が曲がるまで長生きできるように」という願いが込められた縁起物です。
牛もも肉を使ったしっとりとした「ローストビーフ」。
甲州名産あわび旨煮は、見た目は小さいめですが、柔らかくふっくらと煮上がっていました。
旨味が詰まった「京鴨スモーク」は、小さいけれど厚切り!
ちょっと他では味わえない「牛しぐれ麩笹包み」、ドライフルーツとナッツのテリーヌに、国産キャロットオニオンサラダなど、現代風にアレンジされたメニューも盛り込まれています。
お出汁の使い方が絶妙だなと思ったのが、「巻き湯葉の含め煮」や「椎茸の旨煮」。
おせちには必ずと言って良いほど入っている定番メニューですね。
しかし、多彩なおせち料理の中では、クローズアップされることも殆どない、脇役的な存在の煮物類。
特に安いおせちを選ぶと拘りどころか、誰も食べてくれない料理の一つかも?
「巻き湯葉の含め煮」や「椎茸の旨煮」には、出汁に拘る久世福商店らしさが発揮されて、とても美味しいことにハッとさせられるに違いありません。
メイン料理だけでなく、細部にまで配慮が行き届いている事が伝わって来ました。
一段重とは言え1万円台なので、高級おせちには及びませんが、素材の良さや丁寧な仕上がりが好印象です。
素材の持ち味を活かした調理方法や料理の完成度が高く、欠点のなさが特徴的。
大人が食べて満足できるおせちです。
「久世福謹製おせち 一段重」
(2023年時点)
14,904円(税込)
やや小ぶりの一段重なので、29品目と料理の種類も少なめです。
オードブル的に楽しんだり、少人数用のおせちとしては充分に満足度の高いものだと思いました。
定番のおせち料理や出汁の美味しさに拘ったメニューが楽しめ、お正月らしさや日本に生まれて良かったなぁと感じさせてくれるおせちです。
敢えてマイナスポイントを挙げるなら、「いくら」が少ないこと!
( ー̀ωー́ ) う 〜 ん ・・・ 。
素材感の活かし方や脇役的な煮物にまで拘っていたり、1~2人用のおせちなのに、海老が3本入っているにしては、「いくら」はほんの数粒だけなの?
他に大きな欠点が無いだけに、ちょっとモッタイナイ気がしてしまいました。
いくらに限らず、せっかくお正月だから拘りのおせちお料理を存分に味わいたいという方は、久世福謹製おせち特選三段重(全48品目)あるいは、久世福謹製おせち三段重(全43品目)をお選びくださいね。
久世福商店・サンクゼール
久世福謹製おせち ※2023年時点 |
◎久世福謹製おせち特選三段重
全48品目 3~4人前 26,784円 |
◎久世福謹製おせち三段重
全43品目 3人前 21,384円 |
◎久世福謹製おせち一段重
全29品目 1~2人前 14,904円 |
※税込価格
今年も忖度なし!おせちの完全実食レビュー&おせちランキング【2024年版】をどうぞお楽しみに・・・
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