近年、オゾン層破壊によって地球に降り注ぐ紫外線量が増加し、世界的に大きな問題となっています。
健康への悪影響予防のためには、紫外線の浴びすぎを防止することが重要です。
一年中必要とは言え、春から夏に掛けては紫外線の強いシーズンですから、特に対策を万全にしなくてはなりません。
外出時はもちろんですが、家の中にも紫外線は降り注いでいます。
雨の日以外は、日焼け止めを塗るのを忘れずに!
(。•ω- 。)ネッ!
最近ではお手頃価格の日焼け止めでも、紫外線防止効果の高いものやつけ心地にも拘っているものも数多くあります。
ただし、日焼け止め防止だけじゃない、魅力的なプラスアルファーの効果は、流石にプチプラでは無理ですね。
最近のトレンドは、紫外線から肌を守りながら化粧下地としても使える、高機能な日焼け止めです。
しかし、巷に溢れる様々なタイプの日焼け止めの中から、自分に合うものはどれなのか、何を基準に選んだら良いかと、迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこで、特に人気の高い『ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ(ローズ)』と『エリクシール シュペリエル デーケアレボリューション SP+』 を比較してみました。
さて、どのような違いがあったのでしょうか!?
★自分に合った日焼け止めをお探しの方へ
この記事の目次
日焼け止めの基本について
商品比較の前に、日焼け止めの基本を抑えておきましょう。
基本的にSPF/PA値が高いものほど、紫外線防止(UVカット)効果が高く肌トラブルをしっかり防ぐことができます。
SPF/PAとは
SPF(10~50+) |
PA(+~++++) |
日焼けで炎症を起こし、肌に赤みをもたらすUVBを防ぐ効果指数 | 日焼けで肌を黒くし、ハリ不足などを起こすUVAを防ぐ効果指数 |
シミ、そばかすなどの原因 | シワ、たるみの原因 |
とりあえず、「紫外線防止効果が高い日焼け止めを選べば良いのでは?」
そう思うかもしれませんが、紫外線防止効果の高い日焼け止めほど、紫外線吸収剤が使われていたり、落とし難くクレンジングが必要だったりと、肌に負担になる場合があります。
特に乾燥肌や敏感肌の人には、肌トラブルの原因となる可能性もあります。
日焼け止め選びの目安
SPF/PA値 | 場所や生活シーン |
SPF10〜20、PA++ | 散歩、ちょっとしたお買い物など日常生活 |
SPF30以上、PA+++ | 屋外での軽いスポーツやレジャー |
SPF50以上、PA++++ | 炎天下での外出、マリンスポーツなど |
成分(紫外線吸収剤と紫外線散乱剤)
種類 | 紫外線吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
代表的な化合物 | メトキシケイヒ酸オクチル
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン オクチルトリアゾン パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシルなど |
酸化チタン
酸化亜鉛など |
特徴 | ●化合物自体が紫外線を吸収し 皮膚へ紫外線が届くのを防ぐ。
●特異的な吸収波長がある。(UVB 吸収剤、UVA 吸収剤) ●溶解しているため皮膚に塗った時に白く見えない。 ●まれにかぶれる人がいる |
●粉末が紫外線を吸収・散乱することにより皮膚へ紫外線が届くのを防ぐ。
●酸化亜鉛はよりUVA を、酸化チタンはよりUVB を防ぐ。 ●吸収剤に比べると、皮膚に塗った時に白く見える。 |
ノンケミカルとは、紫外線吸収剤が入っていない紫外線散乱剤のみで構成された日焼け止めを指します。
肌の弱い方、敏感肌、乾燥肌の方は、比較的負担の少ないノンケミカルの日焼け止めを選ぶのも一つの方法です。
◆低刺激性の日焼け止めの特徴
・石けんやお湯で落とせるものなら、クレンジングによる肌負担を軽減できる
・肌刺激テスト済み(アレルギーテスト・敏感肌によるテストなど)
・紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)
・紫外線吸収による肌負担を少なくできる
日焼け止めの適量とは
商品に記載の【SPF表示及びPA表示】は、国際SPF試験法に定められている塗布量1c㎡あたり2mgを皮ふに塗布して測定した結果です。
せっかくSPF値の高い日焼け止めを選んでも、適正量を正しく守って塗らなければ、充分な紫外線防止効果が得られません。
顔全体に必要な日焼け止めの量は800㎎、グラムに換算すると0.8gと言われています。
実際に日焼け止めを塗る際、どのくらいが適量なのかイメージできるよう表にしてみました。
「意外に多いな」というのが私の率直な感想ですが、皆さんは充分な量の日焼け止めを塗っていらっしゃるでしょうか。
日焼け止めの使用目安 【塗布量1c㎡あたり2mg】 |
|
クリーム状
パール大2個分 ※パール大は、直径1cm程度 |
ミルク等の液体
1円硬貨1個分 ※1円玉硬貨の直径は、約20.0mm |
商品説明の指示に従い、適量を正しく塗りましょう。
d(≧∪≦●)
日焼け止めは皮膚の上にあってはじめて効果を発揮します。
いったん塗った日焼け止め化粧品も、そのあと手や衣類に触れることによって、あるいは汗をかいたりそれをタオルやハンカチで拭いたりすることによっても落ちてしまいます。
落ちたと思った時にすぐに重ね塗りするか、そうでなければ、2、3時間おきに塗り直し(重ね塗り)をすることが推奨されています。
紫外線防止効果を得るためには、充分な量の日焼け止めを正しく塗ることと、こまめに塗り直すことを心掛けましょう。
(*´꒳`*)/ハイ
【参照・引用】
■環境省:紫外線環境保健マニュアル2015
ラロッシュポゼとエリクシールを比較してみた
『ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ(ローズ)』と『エリクシール シュペリエル デーケアレボリューション SP+』どちらも同じく、国内最高レベルの紫外線カット率とメイク効果を高めてくれる化粧下地機能を持つ人気商品です。
ただ、外的な環境要因(屋内屋外、天候や地域、季節など)をはじめ、一人ひとりの肌質や活動状況には大きな違いがあります。
それら異なる条件の中で、実際に日焼け止めや化粧下地として塗る訳ですから、出来るだけ自分の肌質やライフスタイルに適したものを選びたいですね。
それぞれの日焼け止めにはどのような特徴があるのか、簡単な検証と実際の使用感で比べてみました。
耐久性の検証方法(摩擦・撥水)
1.摩擦に対する耐久性
検証方法
※合成皮革に日焼け止めを湿布し15分以上乾かした状態
指先に綿素材の布を巻いて擦ってみる。
2.撥水性、耐水性(水に強いかどうか)
検証方法
合成皮革に日焼け止めを湿布し15分以上乾かした状態で霧吹きで水を掛ける。
その後、指で2~3回水に馴染ませてみる。
※科学的な実証実験ではありませんのでご了承下さい。
ラロッシュポゼ【UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ】
日本ロレアル
◆ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ
(ローズ)
30mL
3,740円(税込)
ラ ロッシュ ポゼは、敏感肌について日々研究を重ね、特に厳しい検査基準を設けています。
敏感な肌にも刺激を与えにくい、安全性が高く必要最小限と考える成分を配合。
また、時間が経っても、処方の安定性が守られるようなパッケージを採用しています。
仕様
日本ロレアル |
◆ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ (ローズ) |
紫外線防止効果 | SPF50+・PA++++ |
量 | 30mL |
価格 | 3,740円 |
成分 | 水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、酸化チタン、スクワラン、グリセリン、ドロメトリゾールトリシロキサン、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、PG、変性アルコール、TEA、DPG、マイカ、ステアリン酸、セチルリン酸K、トコフェロール、ナイロン-12、(アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、水酸化Al、硫酸Ba、BHT、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、BG、シアバター油粕エキス、カプリリルグリコール、カルボマー、セタノール、酸化鉄、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、エチルヘキシルトリアゾン、ステアリン酸グリセリル、イソヘキサデカン、ミリスチン酸、ボタンエキス、パルミチン酸、ステアリン酸PEG-100、フェノキシエタノール、ポリソルベート80、ソルビン酸K、塩化Na、ココイルサルコシンNa、オレイン酸ソルビタン、サーマスサーモフィルス培養物、エチレンジアミンジコハク酸3Na、トロメタミン、キサンタンガム |
落とし方 | 石けん
実際には、クレンジングをおすすめします。 |
撥水性
摩擦 |
✖
✖ |
香り | 無香料 |
使用感 | 低刺激で保湿性が高く、つけ心地は非常に良い
付けた直後はトーンアップされ美しく補正される 時間経過とともにファンデーションが崩れやすい、水にも摩擦にも弱い せっけんでは落とし切れない。 |
特徴 | ロングUVA防御、パラベンフリー、敏感肌にも使える低刺激設計*1
光を乱反射し肌を綺麗に魅せるトーンアップテクノロジーを採用したトーンアップUV 紫外線、PM2.5を含む大気中微粒子*2などの外的要因から肌を守る独自のマルチプロテクションテクノロジーを搭載 肌をやわらげ、肌本来のバリア機能(角層)をサポートする、ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(水:整肌成分)配合 |
*1すべての人に皮膚刺激がおきないわけではありません。
*2スギ花粉
使用方法
①パール大1個分を手のひらに取り、おでこ・鼻先・両頬・あごの5点にのせる。
②内側から外側にむかって、全体にやさしくのばす。高いところから塗ると、立体的に仕上がります。 目元や口のまわりは丁寧に。
③頬、Tゾーンなどは、立体的なので、さらにもう1個分をムラにならないように重ね塗りをしてください。
④最後に、お手持ちのファンデーションやパウダーで仕上げを。密着感のある使用感でファンデとの相性も◎
検証結果
1.摩擦
強く擦った訳でな無いのに、どんどん落ちます。
2.耐水性
水に弱いです。
クルクルっと軽く水に馴染ませただけで、溶けて流れ出してしまいます。
使用感
ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方入っています
付けた直後はトーンアップされ、肌が明るく見えます。
ただ同じラロッシュポゼの中でも人気の「トーンアップ ローズ」を選んだのですが、私の肌の場合は、汗をかいたりマスクのせいで蒸れ化粧崩れしてしまうと、見るも無惨な状態になることも?
夕方、鏡に写った自分の顔が一層くすんで見え、化粧崩れのお陰で小ジワや毛穴が目立ちまくったりと、朝のメイク直後の満足度が高い反動か、テンションが一気に下がったのは想定外でした。
コケッ!!(ノ_ _)ノ=3
超人気商品だったので、期待値が高過ぎてしまったせいかも。
季節や肌質によってはファンデーションを重ねると崩れやすい、毛穴落ちしやすいといったデメリットもあると感じました。
水に弱いので落ちやすいと思います。特に汗をかきやすい夏は頻繁に塗り直さないと、日焼け止め効果は半減してしまうかもしれません。
__φ(-Ò。Ó-”)✧
エリクシール シュペリエル デーケアレボリューション SP+
資生堂 エリクシール シュペリエル
(医薬部外品)
35ml
3,080円
エイジングケア*朝の印象、くずさない。夕方まで「つや玉」。
朝用乳液。「つや玉」が輝く朝の仕上がりを、夕方までキープするために。
乳液、化粧下地、プロテクターの3つの効果が1本に。
乾燥による小ジワを目立たなくします(効能評価試験済み)。
仕様
資生堂 |
(医薬部外品) |
紫外線防止効果 | SPF50+ ・ PA++++ |
量 | 35mL |
価格 | 3,080円 |
成分 | 【有効成分】トラネキサム酸*
オランダカラシエキス,イノシット,水溶性コラーゲン(F),サクラ葉抽出液,紅茶エキス,精製水,デカメチルテトラシロキサン,1,3-ブチレングリコール,パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル,エタノール,メチルポリシロキサン,濃グリセリン,含水ケイ酸,2,4-ビス-[{4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}-フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン,ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油,ポリプロピレングリコール,2,4,6-トリス[4-(2-エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジン,イソステアリン酸,架橋型N,N-ジメチルアクリルアミド-2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム共重合体,セスキイソステアリン酸ソルビタン,サクシノグルカン,塩化ジステアリルジメチルアンモニウム,ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル,クエン酸,メタリン酸ナトリウム,ジブチルヒドロキシトルエン,エデト酸二ナトリウム,疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース,N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル),イソプロパノール,クエン酸ナトリウム,ローズマリー油,ピロ亜硫酸ナトリウム,アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム,2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液,トルメンチラエキス,酵母エキス(3),L-アルギニン塩酸塩,イザヨイバラエキス,フェノキシエタノール,香料,低温焼成酸化亜鉛,黄酸化鉄 |
落とし方 | クレンジング |
撥水性
摩擦 |
◎
◎ |
香り | リラックス感のあるアクアフローラルの香り |
使用感 | 伸びの良いテクスチャーで保湿感がある
化粧のりと持ちが良く、水や摩擦に強くメイクが崩れない。 内側からの自然なツヤ感が一日中ずっと続く |
特徴 | ミルク・ローション状の朝用乳液
有効成分トラネキサム酸入り医薬部外品 1本で、乳液、化粧下地、プロテクターの3つの効果 「つや玉」が輝く朝の仕上がりを、夕方までキープ 白浮きしない、高保湿、エイジングケア効果*1 乾燥による小ジワを目立たなくする効果がある(効能評価試験済み) |
*1 年齢に応じたうるおいケア
有効成分『トラネキサム酸』は、資生堂の申請によって1995年に肌荒れ防止有効成分として承認され、2002年に追加効能として医薬部外品の美白有効成分として厚生労働省に承認された成分です。
抗炎症・抗アレルギー効果や、メラノサイトの活性化を抑えることで、メラニンの生成を抑える働きがあります。
使用方法
朝、化粧水の後、手のひらに1円硬貨大をとり顔全体になじませます。
朝のお手入れの最後に使用し、その後ファンデーションをご使用いただけます。
検証結果
エリクシールは、合成皮革の上に塗った直後↑は、白く見えていますが、時間が経つと殆ど白浮きせず馴染みます。
見難いので、以下の「摩擦」の検証は、両者の対比をご覧ください。
左側:ラロッシュポゼ
右側:エリクシール
1.摩擦
ラロッシュポゼ(左側)は、軽く擦っただけで落ちてしまいました。
エリクシール(右側)は、もともと馴染んでしまって見難いのですが、極薄いベールを纏ったようにしっかり残っています。
※エリクシールの方は、擦った後ベール状になったものでも石けんでは落ちません。
その後、クレンジングではきれいに落ちました。
2.耐水性
表面だけが少し水に溶ける様子が見られたものの、良く水を弾きます。
使用感
エリクシール デーケアレボリューション SP+は、乳液、化粧下地、プロテクターの3つの効果があります。
化粧水の後にこれ一つ付けただけで、ファンデーションがピタッとフィットするので、メイク時間も大幅コストカットできます。
流石に時間の経過とともにファンデは少しずつ落ちて行きますが、毛穴落ちしないし肌がくすまず汚くなりません。
化粧直しする場合も、ルースパウダーをサラッと上から撫でる程度でOKと、たった1分でお直し終了。
内側からのツヤ感が一日中ず~っと続きます。
エリクシールの「つや玉」って、本当なの!?
と、半信半疑で使ってみたのですが、確かに私の肌にも「つや玉」が出来てちょっと感動しちゃいました?
デーケアレボリューション自体には、特にカバー力はありません。
肌に色ムラやくすみの気になる所には、コントロールカラーやコンシーラーで補正すると、つや玉を生かしたナチュラルなベースメイクが叶います。
くすみやクマは上から塗って隠すのではなく、”ツヤで消す”のが正解でした。
流行のトーンアップ下地とは違った、内側から生まれるツヤ感を生かし、薄めにファンデーションを重ね付けするのがおすすめです。
ラロッシュポゼvsエリクシール比較
■ラロッシュポゼ・エリクシール比較表
ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップは、クリーム状で保湿感が高め。
エリクシールと比べると密着度がやや少めで、汗をかいたりマスクで蒸れたりすると、ファンデーションが浮きやすく化粧崩れにつながる恐れも。
最大の特徴は、敏感肌のために皮膚科医の協力を得て開発していること。
ただし、「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」などの紫外線吸収剤を何種類も使用しています。
上位に成分表示されていることから、高濃度で含まれているものと考えられます。
効果以外に少々気になる点もありますので載せておきます。
※メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはオキシベンゾンと共に、サンゴに有害な成分との理由で、ハワイ州では使用を禁止されています。
(引用:一般社団法人 日本化粧品協会 /参考文献
化粧品成分ガイド第7版)
ラロッシュポゼのUVイデア XL プロテクショントーンアップは、3種類。
テカリも乾燥も気になる方には、『クリア』がおすすめのようです。
エリクシール デーケアレボリューションの特徴は、紫外線をカットしつつ、肌をいかに美しく見せるかという、「美」を追求していること。
トーンアップなど、昨今主流の肌の上から塗って補正するタイプのものが多い中で、特にカバー力を謳っていないのにも関わらず、自分の肌の内側からツヤが生まれているかのように見せてくれます。
肌の透明感やナチュラルな美しさが一日中続く点が、他の商品にはない大きな魅力。
白浮きしないし水にも強く、ファンデがピタッとフィットしてメイク崩れしないので一日中快適に過ごせます。
私は刺激を感じることはなく保湿感も充分でしたが、敏感肌用と言うわけではなく、エタノールも入っているので、人によっては刺激になったり合わない可能性もありそうです。
エリクシールは「化粧水のあと、これ1本でOK」と謳っていますが、ラロッシュポゼも保湿効果が高いので、朝用の乳液としても充分に使えると思います。
それぞれの商品では、対極と言っても良いほど方向性に違いがありますが、どちらも良い商品であることは間違いありません。
肌に優しいことを優先にするなら、ラロッシュポゼ
ナチュラル感のある肌の美しさを求めるなら、エリクシール
例えば、おしゃれして一日お出掛けする時は、エリクシールを使う。
肌の調子があまり良くないと感じたり家で過ごす日は、ファンデ無しでラロッシュポゼだけにするなど、使い分けしても良いなと感じました。
どちらも紫外線防止効果が高いのですが、従来の日焼け止めのようなキシミ感やつけ心地の悪さを感じることも無く、保湿感もあり一日快適に過ごせます。
「日焼け止め」と「化粧下地」の機能を兼ね備えつつ、それぞれに異なる特徴を持ってい魅力を持っていますので、ご自身のニーズに合ったものを選んで下さいね。
エリクシール【参考資料】
資生堂エリクシールの朝用乳液は4種類。気になるお肌の悩みに応じて選べるようになっています。
エリクシール ホワイトのブライトニングシリーズは、エイジングケアと美白ケアを兼ねた高機能タイプです。
エリクシール シュピリエル | エリクシール ホワイト |
ハリが気になる方向け
エイジングケア※1 医薬部外品・朝用乳液 |
ハリと透明感が気になる方向け
エイジングケア※1と美白ケア※2 医薬部外品・朝用美白乳液 |
① 【SPF50+ ・ PA++++】 |
① 【SPF50+・PA++++】 |
② 【SPF30 ・ PA++++】 |
② 【SPF35・PA++++】 |
35ml
3,080円(税込) |
35ml
3,410円(税込) |
※1 年齢に応じたうるおいケア
※2 メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ
エイジングや美白などの機能性の違いだけでなく、使用感も違うようです。
実際に利用されている方々の口コミを参考にしてみてはいかがでしょう。
エリクシール デーケアレボリューションシリーズ