【2018年5月16日 NHK「あさイチ」にて放送されました】
’17年6月30日ブックカフェの新たな幕開けを感じさせる『本と珈琲 梟書茶房』が池袋エソラにオープンしました。
『梟書茶房』〈完全版〉 を目指し、素敵なカフェ空間やクオリティ高いメニュ-に至るまで、全貌をご紹介すべく、Kaoruが全力取材を敢行しました(o^-‘)b
いわゆる「ブックカフェ」とは一線を画した感のあるドトール注目の新業態です。
コンセプトは〈Coffee Meets Books〉
「新たな本との出会い」をテーマに”カモメブックス”の柳下さんが選んだ3000冊の本に囲まれた空間で、いつもと違うジャンルの本を手に取ってみたり、珈琲とともに読書に耽る・・・慌ただしい日常の中では、とても贅沢な時間のように感じます。
3000冊のうち販売している約2000冊は、すべてオリジナルブックカバーで袋とじされた「シークレットブック」
中身は読んでみるまでのお楽しみ。表紙に書かれた紹介文と自分のインスピレーションだけが、運命の一冊と出合う手掛かりです。
はじまりの1冊・・・例えば、この「No.0640」を選ぶと、次に続く扉がが用意されています。
街を変えたいあなたには「No.0458」がおススメ・・・という具合に。
雑誌や書棚にある書籍類は、自由に閲覧することが出来ます。
ちなみに「シークレットブック」以外は、購入不可
こんな風に「書庫マーク」が付いてます(^^♪
名前の由来〈3つのふくろう〉について
- 3000冊のうち販売しているのは2000冊。その本すべてが、袋(ふくろ(う))綴じになっている
- 「かもめブックス」と同じ”鳥”である「ふくろう」
- そして、ここは正に池袋(ふくろ(う))
本を愉しむ「書房」と、珈琲を愉しむ「茶房」を併せて、「本と珈琲 梟書茶房」となったそうです。
「本と珈琲」という位ですから・・・
本もコーヒーもどちらも主役 “ダブルキャスト”
サイフォンで淹れる珈琲は、何処か懐かしい昭和の喫茶店のように感じるのはKaoruだけでしょうか
そして、ここにも仕掛けが・・・
シーズンごとに、数量限定で販売される
『珈琲とシークレットブックセット』1,500円(税別)
訪れたこの日のテーマは、No.2『偏愛』
コーヒーは、本のイメージに合わせたオリジナルブレンドです。
『叢書ブレンド No.2』は、苦味や酸味が少なくてほんのりと甘みのあるまろやかな味わいでした。
本の題名は×××
シークレットのままにしておきます。
お楽しみに(^^♪
4つのテーマからなる空間デザインについて
では、各エリアを見ていきましょう!
「読書と珈琲を楽しむゾーン」
まるで図書館にいるかのよう。。。
「珈琲と食事を楽しむゾーン」
ゆったりとしたソファーやデラックスなボックス席が並びます。
各エリアごとに照明の雰囲気まで全く違います。
コーヒーだけでなく・・・
こんな風にスパークリングワインも良く似合います。
「物思いに耽るゾーン」
一人窓辺で本を片手にコーヒーも良いですね・・・
ここなら、ワインを傾けることだってできちゃうしღ˘◡˘ற♡.。oO
「お喋りするゾーン」
大きな窓に面しているので、とても明るいのが特徴
窓の向こう側は、テラス席になっています。
テラス席が唯一の喫煙エリアです。
このエリアでは、光の降り注ぐ明るいパワーに満ち溢れ、軽やかにおしゃべりも弾み食欲もススム!?・・・テヘヘッ(*゚ー゚)>
その日の気分でエリアを選べば、毎日通っても違う雰囲気に浸れますね。
さて、梟書茶房さんの雰囲気と魅力は充分に伝わったのではないでしょうか。
というわけで次に気になるのは、やはりフード&カフェメニュー!
全力!メニュー紹介
「茶房」と名乗るくらいですから・・・まずはコーヒーメニューからスタート!
サイフォンで淹れる『梟ブレンド』 (500円 税抜)
コーヒーだけではありませんよ!
ドリンク類はいずれも本格派、しかもとってもおしゃれ~d(⌒ー⌒)
『フルーツティー』(アイス 2杯分で800円)
二人でシェアしても、たっぷり楽しめる
『レモン&ライムソーダ』(700円)
アルコール類もありま~す(^^♪
『スパークリング スプマンテ』(なんと!500円)
おつまみだって!
『ナッツ&チーズ』(380円)
さてさて、フード類を見て行きましょ☆⌒d(*^ー゚)b
ホットドッグ『サルサ』(600円)
これは、イケる(゚∇^d)
アップにしてみちゃった(^^♪
Bookサンド『ハムとチーズ』(600円)
モーニングにもランチにも良し、本を読みながらでも食べやすい!
ドッグもサンドも本格的。パンも具も素材のクオリティが高い(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
さらに!パスタも5種類そろってます
『ナスとWチーズのボロネーゼ』(850円)
実はドトール系だからと、それほど期待していなかったのが間違いでした!?
おいし~い♪ very d(*⌒▽⌒*)b good
トマト系も行ってみよう!
『エビとモッツァレラのトマトクリームソース』(850円)
プリッと大ぶりのエビもたっぷり♪
カフェのパスタにしては、思いがけずハイレベル(≧∇≦)ъ
当然スイーツは外せない!
魅力的な響きのBookシフォン♪
Bookシフォン『プレーン&ストロベリー』(700円)
梟書茶房おすすめパンケーキですって!
『パンケーキ プレーン』(580円)
軽くて、ふわっふわで口に入れるとふんわりとろけるような食感♪
これはホントに絶品!
溶けたバターとメイプルシロップがおいしさを惹きたてます。。。
これぞ、食べるべき逸品♪( *^-゚)/⌒☆゙
悩殺!?ショット (*^m^)o==3
★パンケーキなら、こっちもお見逃しなく!
おっと、ケーキもあった!
『フォレノワール』(450円)
やはり〆はチョコレートケーキ!?
パンケーキだけでなく、カカオ感たっぷりのチョコレートケーキの味もGood!
後評&感想
メニューはいずれもハイクオリティ♪
コンセプトや空間づくりも申し分なし♪♪
総合力の高さはオ・ミ・ゴ・ト
ズバリ!Kaoruのおススメ度は、
“”ハ(^▽^*) パチパチ♪
本が売れない時代と言われて久しい今日この頃・・・
本を手に取ってみたくなる”仕掛け”が、『梟書茶房』にちりばめられていました。
ひと昔前の”本の役割”とは、情報源という比重が大きかったように思いますが、
≪情報=インターネット≫という現代では、本の役割自体が変わって当然のこと。
『Book&Cafe』は、本の新たな可能性を模索する場となっているように感じていますが、皆さんはいかがでしょう?
例えば、軽井沢『ブックス&カフェ 丸山珈琲』であったり、『柏の葉T-SITE』、そして新たに『梟書茶房』と、様々なカタチで拡がりを見せています。
同じ「本とカフェ」でありながら、それぞれ違うコンセプトや魅力に、私たちは間違いなく惹き付けられ、そして新たな魅力のある展開を期待しているのでは?
そして’17年8月10日には、同じ池袋に都内最大級のステーショナリー店専門店「丸善池袋店」がオープンしました。併設のブック&ステーショナリーカフェ「ほんのひととき」は、丸善といえばハヤシライス!の他に、拘りのコーヒーなどなど・・・魅力あふれるカフェがまた一つ誕生しました【’17年8月10日追記】
゚・:*:・。♪(*^-゚)b⌒☆
特に映像のように視覚的な情報は、強烈なインパクトや説得力があります。
その一方で 、私たちの想像力やインスピレーションを働かせる力を確実に奪っているように感じる・・・
「既に見えているものは興味を惹かず、見えないものほど想像力を掻き立て、見たくなる・・・」
だから敢て『シークレット』
梟書茶房さんのメッセージは、情報過多である現代人への処方箋の一つなのかもしれませんね。
『本と珈琲 梟書茶房』
豊島区西池袋1-21-1
Esola(エソラ)池袋 4F
10:30~22:00(L.O.21:30)